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2020/11/11

整理するより検索した方が手っ取り早い


 なんとなく覚えているキーワードを入れるだけで探しているサイトが見つかるようになった。もはや何かを自分で整理するのは時間の無駄ともいえる。

お気に入りの今むかし

 昔は、丁寧にブラウザーのお気に入りを整理していた。そして、毎日、その整理したお気に入りの中から見たいサイトを順にクリックして開いていた。

 今は、そんなことをするよりも、ブラウザーのアドレスバーに適当な単語を入れる方が手っ取り早い。だから、お気に入りフォルダは荒れ放題だ。すでにアクセスできなくなっているサイトも少なくない。何十年もインターネットを使っているのだから、そういうこともある。ごっそりと削除してしまっても、きっと困らないと思うのだが、それもできずに放置している。やっぱりちょっと怖いというのもある。

 あまり使わないので、ブックマークバーの表示領域がもったいないと感じ、その表示をオフにしてみた。メインに使っているブラウザーがChromeなので、お気に入りではなくブックマークバーだ。これでサイトのコンテンツが1行程度ではあるが余分に表示されるようになった。狭いスクリーンのノートパソコンでは重宝する。非表示にしてもCtrl+Shift+Bで表示、非表示を切り替えられるのであまり不便はない。

 

ブラウザー環境の同期

 本当に頻繁に見るサイトは、Windowsのタスクバーにピン留めし、アプリのように開けるようにしてあるが、不便だなと思うのはピン留め情報が、他のパソコンと同期してくれないことだ。新規入手やリカバリーで新しい環境を使い始めるときに、もっともめんどうくさい作業となっている。

 でも、ブックマークについては登録したものがすべて同期される。ブックマークバーを表示するかどうかを含めて複数の環境が同一に保たれるのは、想像以上に便利だと感じる。これは、今後、学校と家で別のパソコンを使う子どもたちにとっての新しい当たり前として重宝されることになるだろう。

 もう、何もかもGoogleやマイクロソフトに把握されているのだろうなと思いつつも、この便利さからは逃れるのは難しい。