2021/01/11

GUIに頼りすぎるな



 グラフィカルな操作で直感的にパソコンを操作するのがGUIだ。画面に表示されている文字や画像をマウスで操作してやりたいことをパソコンに伝える。でも、そのGUIに頼りすぎても作業の効率を悪くする。

よく使うアプリはピン留めする

 よく使うアプリについては、タスクバーにピン留めしておくといい。そのアプリを起動するとタスクバーに一時的にタスクバーボタンとして表示されるのだが、そのボタンの右クリックでピン留めすることで、起動しているときにも起動していないときにもボタンとして表示されっぱなしになる。そのアプリを使いたいときには、そのボタンにマウスカーソルを合わせてクリックすればいい。Windowsキーと数字の組み合わせでの起動もできる。

 ただ、タスクバーの長さには限界がある。それにあらゆるアプリをピン留めしておいてもややこしいだけだ。

 

たまに使うアプリは名前で探して開く

 タスクバー左端のWindowsマークが表示されているスタートボタンをクリックするか、キーボードのWindowsキーを押すと、そのパソコンにインストールされているアプリが一覧表示される。基本的にアルファベット順に並んでいるので、そこから使うアプリを探して開く。

 それ以外にも方法がある。Windowsキーを叩いたら、そのままキーボードから手を離さずにアプリの名前を打ち込むのだ。たぶん、頭の2文字くらいを入れれば、たいてい使いたいアプリが候補として表示されるはずだ。Excelを開きたいならexくらいで十分だと思う。場合によってはeだけ入れれば出てくるかもしれない。これは、アプリの一覧からEの項目としてExcelを探すより、ほとんどの場合、手っ取り早い。Wordならwだ。

 英語の名前と日本語の名前がある場合は、どっちでもいいというのがいい加減でうれしい。たとえば「電卓」と日本語を入れてもいいし、「calc」と英語で入れてもいい。頭の一文字だけで候補が出てくる可能性が高い英語のアプリ名も頭に入れておくとさらに時短できるかもしれない。