定番アプリの存在をチェック
昔から、多くのユーザーに使われ続けているアプリは、その使いこなしについての情報量が圧倒的で、不具合の回避から、より効率的な使い方までありとあらゆる情報を容易に入手することができる。
一般に汎用的な作業に使う定番とされるアプリだが、
- 文書作成 – Word
- 計算、分析 – Excel
- プレゼンテーション – PowerPoint
- 写真編集 – Photoshop
- グラフィックス編集 – Illustrator
- 動画編集 – Premiere Pro
といったところだろうか。最初の3つがMicrosoft Officeで、後ろの3つがAdobe Creative Cloudとして提供され、どちらもサブスクリプション制での利用が可能だ。
定番になるには定番になる理由がある
これらのアプリを使うためにかかるコストのことを考えると、どうしても二の足を踏んでしまうかもしれない。機能が豊富すぎて使いこなせないという不安もあるだろう。
でも、最初に、特定のカテゴリーのアプリにチャレンジして、その習得をめざそうというなら、とにもかくにも定番アプリの作法を身につけた方がいい。いわゆる暗黙の了解的な約束事がたくさんあって、それは、そのカテゴリー全般の不文律のようなものになっていたりもするからだ。
多くの後発アプリは、定番アプリの後追いで、より高機能化したり、使い勝手をカンタンにしたり、機能を抑えて低価格化したものが多い。最初にそちらが当たり前だと思うと、自分自身のスキルを限定してしまうことにもなりかねない。
定番アプリは使いこなし情報も豊富なら、修得のためのチュートリアルも充実している。学ぶための方法がたくさん用意されているのだ。また一定の無料体験期間が用意されているほか、学生向けの割引価格が設定されている。
いろいろな事情で他のアプリを使わざるを得ない場合でも、いわゆる定番アプリとはどんなものなのかを知っておいてソンはない。そのアプリが、なぜ定番になったのかを知ろうというプロセスは、そのカテゴリを究める貴重な体験になるだろう。