パソコンで扱うデータの種類
パソコンのアプリは、やりたい作業に応じて、それがもっともやりやすいものを選ぶ。普通にパソコンを使う場合、一般的に扱うデータの種類としては、
ü 文字
ü 数値
ü 静止画
ü 音声
ü 動画
などが思い浮かぶ。それぞれのデータの種類ごとに、いわゆる定番と言われているアプリがある。特にこだわりがなければ、定番アプリを選ぶのが無難だ。というのも、使い方などに疑問が生じた場合、インターネットで検索すれば、たいていその解決方法がたちどころに得られる。定番アプリを使っていれば、その検索結果が多くなり、より具体的な方法を知ることができる可能性が高い。定番アプリは多くの人が使っているからこそのメリットだ。
たとえばGoogleで「文書作成」をキーワードに検索してみよう。まず、検索結果のほとんどはMicrosoft Wordに関するものだ。ということは、Wordを使っていれば悩んだときに素早く解決できるということがわかる。
パソコンリテラシーを身につける
データの種類としては上記の通りだが、結果としての体裁はいろいろだ。そのため、多くのアプリは各種データを複合的に扱えるようになっている。たとえば文字を扱うためのアプリはワードプロセッサー(ワープロアプリ)と呼ばれるが、実際の文書作成では文字のみならず、写真を添えたいこともあれば、数表やグラフを使ってビジュアルに仕上げたいことも多い。
一方、数表の作成ではスプレッドシート(表計算アプリ)を使う。だが、数表にも文字は入るし、グラフ化も必要だ。また、何らかの説明のために紙芝居のように画面を見せて展開するにはプレゼンテーションアプリを使う。
いずれにしても、ワープロ、スプレッドシート、プレゼンテーションはパソコンで使うアプリとしては必須だし、昨今はこれらの読み書きソロバンに加えて写真編集、動画編集もできなければパソコンリテラシーがあるとは言えなくなっている。これからパソコンに取り組もうとしている若い世代はたいへんだ。