1/3の横幅で実用になるサイト
デスクトップを縦に1/3ずつに区切ったウィンドウ幅で実用になるのはWordだけじゃない。たとえば、ブラウザーで表示するTwitterやfacbookもズーム倍率次第ではこの幅で十分に使える。また、日経新聞やNHKニュースなども、ウィンドウの幅に応じてコンテンツのレイアウトを変えるレスポンシブデザインなので、デスクトップの1/3幅まで縮めたウィンドウでも支障なく楽しめる。これは素晴らしい。すべてのサイトがこうあってほしい。
つまり、デスクトップを3分割しても、その面積はスマホの画面と同じくらいの大きさだったりするのだ。画面にスマホが3台分並んでいると考えれば、13.3型のモバイルノートパソコンの画面も十二分に広いのだという考え方もできる。つまるところは、ウェブサイトがどのようにデザインされているかで使い勝手が決まるのだ。
サイトをアプリとして使う
もっとも、ブラウザーのウィンドウは通常の使用時にはタブ、アドレスバー、ブックマークバーが表示されていて、ひとつのサイトを表示するためには、ちょっと冗長だ。縦方向の領域がもったいないようにも感じられる。
そこで、各サイトをアプリとしてインストールする。Windows標準の新しいEdgeの場合は、対応サイトを開くと、メニューに[アプリ]-[このサイトをアプリとしてインストール]という項目が出てくるので、それを使えば、まるで単独のアプリのようにサイトが機能するようになる。これをタスクバーにピン留めしておけばいい。
ブラウザとしてChromeを使っている場合はショートカットを作るときに、アプリとしてインストールしておくことができるほか、対応サイトについてはEdgeのようにアプリとして開くこともできる。ピン留めしておくといいのはいうまでもない。
デスクトップ1/3サイズのウィンドウ幅で実用になるサイトは次第に充実してきている。この波に乗らない手はない。