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2021/04/27

ブラウザーの表示を見直す


 デスクトップ全体を大きく表示すると、一画面で表示できる情報の量が減る。これは仕方がない。でも、特定のアプリの表示だけが大きくできればそれでいいというケースもある。

ブラウザーのズーム比率を変更する

 パソコンでの作業のほとんどはブラウザーというパターンは少なくない。パソコンを使っている時間の8割近くがブラウザーという方もいるだろう。

 EdgeにしてもChromeにしても、ブラウザー内での文字表示は、その既定値を5段階に変更できる。[設定][フォントサイズ][(推奨)]が既定値となっているが、[極小][][][][極大]に変更して、読みやすくすればいい。

 さらに、[ページのズーム]で文字や画像などを含めた拡大縮小ができる。このズーム比率にあわせて文字サイズも変わるので、こちらを使った方がバランスのとれた表示が得られるかもしれない。

 ここでの設定が、ブラウザーそのものの既定値となる。それで使っていて、サイトごとに表示が小さく感じたら、そのときごとに、Ctrl + +(プラス)Ctrl + -(マイナス)を使ってズーム比率を変更すればいい。Ctrl + 0(ゼロ)で既定の表示に戻る。

 

サイトをアプリ化して個々にズームを設定する

 いつも使うサイトがあって、そのページ専用のズーム倍率を設定することもできる。あらかじめ、サイトをショートカットにしてウィンドウとして表示するようにしておき、それをWindowsタスクバーにボタンとしてピン留めしておく。そのボタンをクリックすれば、ブラウザーがそのサイトを開き、まるでアプリのようにサイトを使うことができる。その状態で、ズーム比率を変更すれば、その比率が記憶されるので、サイトごとに任意のズーム比率で使うことができる。

 Windowsそのものの表示は小さいままでも操作に特に問題がないのなら、ブラウザーの表示を自分に合わせて使うだけでも、ずいぶん、目の負担は減るはずだ。